工作機械技術振興財団　第45次「技術振興賞」「試験研究助成」を選定

　公益財団法人　工作機械技術振興財団（理事長・安達俊雄）は、第 45 次「工作機械技術振興賞と「試験研究助成」の対象を選定し、５月 21 日都内のホテルで贈賞式を開催し懇親会を行った。
同財団は株式会社牧野フライス製作所の創業者・牧野常造氏の私財を基金として 1979 年に設立された。今回の選定を含め、贈賞・助成は累計で 1,155 件（2,995 名）、総額 11 億 9,471 万円となった。

安達俊雄理事長挨拶

第 45 次 工作機械技術振興賞・論文賞

第 45 次 工作機械技術振興賞・奨励賞

第 45 次試験研究助成

助成A(一般研究者)

助成B（学生）

　FA業界には高度経済成長期にいくつかの財団法人が誕生した。その頃から 30 年以上の年月が経過して、さらに具体的な貢献を模索していると聞く。今年３月 26 日には、「加工空間の熱流体工学的考察に基づく研削加工の高度化」をテーマに、群馬大学の研究者を中心としたセミナーを開催した。財団は大きな可能性のあるテーマを研修しますが、そのフォローは具体的に見えていないと言える。今回の研究テーマが具体的に次のステップに進むことを期待している。