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ー 科学と技術で産業を考える ー

ことラボ・レポート

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日工会の月例記者会見(2024年4月)

2024 年 05 月 01 日

 (一社)日本工作機械工業会は、4月 18 日に3月分の受注額確報値を発表した。

【稲葉会長のコメント】
 今月3日、台湾近海で大きな地震が発生した。震源に近い東部では建物崩壊や山間の道路が寸断されるなどの被害があり多くの死傷者が出た。心よりお見舞いを申し上げるとともに速やかに復旧できることを祈念する。今月は東北や九州、そして昨夜、四国で地震が発生した。米国の東海岸やインドネシアなど世界各地で地震が発生している。元旦に発生した能登半島地震では、年始休みの中なので工作機械ユーザーの被害状況を把握するまでに時間がかかった。頻発する地震に対して、災害発生時のサプライチェーンの確保に万全を期していきたい。
 政治・経済の動きに目を向けると、岸田総理が8日から 15 日まで国賓として米国を訪問して
 現地ではバイデン大統領との首脳会談で、経済安全保障や、宇宙開発などの幅広い分野で連携強化を確認したほか連邦議会での演説で自由や民主主義に基づく国際秩序を守るため、わが国がより大きな責任を担って行くことを表明した。
 一方、中東情勢を巡りイランがシリアにある自国の大使館をイスラエルが空爆した報復に多数のミサイルや無人機でイスラエルに直接攻撃をおこなったことで緊張感が高まっています。地域で有数の軍事力を有する両国が本格的な衝突する事態になれば、中東はもとより世界に大きな影響を及ぼしかねず、事態の推移に世界から注目が集まっています。
 ドル円相場は、米国の利上げが遅れるとの見通しから、足元では1ドル 154 円台を超える水準まで円安が進んでいる。
 さて3月の工作機械受注総額は、1,356.5 億円(前月比+ 18.8 %(2ヵ月連続増加)、前年同月比△ 3.8 %(15 ヵ月連続減少))となった。昨年の9月以来、6ヵ月ぶりに 1,300 億円台を回復した。以下、詳細を分析する。

工作機械の受注額【3月確報】 ※速報値は4月9日発表

1.概況【3月受注】:
受注総額:
1,356.5 億円(前月比+ 18.8 %(2ヵ月連続増加)、前年同月比△ 3.8 %(15 ヵ月連続減少))
受注総額は、内外需とも季節要因による増加が⾒られ、6カ⽉ぶりの 1,300 億円超。内外需とも市場に勢いが無い中でも、底堅い動きが続く
(1)内需 492.6 億円(前月比 + 51.4 % 前年同月比 △ 0.2 %)
期末効果により前⽉⽐5割を超える⼤幅増で、6カ⽉ぶりの 450 億円超
前年同⽉⽐も微減で、ほぼ前年並みの⽔準を確保
(2)外需 863.9 億円(前月比 + 5.8 % 前年同月比 △ 5.7 %)
主要3極すべてで前⽉⽐増加し、3カ⽉ぶりの 850 億円超
中国での春節明け後の増加や北⽶の⼤型受注等が増加に寄与
⇒3⽉は季節要因による増加が⾒られるも、市況に⼤きな変化は無く、 弱含む中で底堅い動きが続いており、今後の動向を注視

.内需【3分】
内需 492.6 億円(前月比 + 51.4 % 前年同月比 △ 0.2 %)
(1)内需総額
・6カ⽉ぶりの 450 億円超  490 億円超は 12 カ⽉ぶり
・前⽉⽐2カ⽉連続増加 前年同⽉⽐ 19 カ⽉連続減少
・調整局⾯が続く中、期末効果による⼤幅増加が⾒られ、前年同⽉とほぼ同⽔準
(2)業種別受注
・主要4業種:「一般機械」「自動車」「電気・精密」「航空・造船・搬送用機械」
前月比 :「航空・造船・輸送用機械」を除きすべて増加
前年同月比:「自動車」と「電気・精密」が増加
・全 11 業種中
前月比 : 増加 10 業種 (「鉄鋼・非鉄金属」「金属製品」等)
前年同月比 : 増加 7業種 (「官公需・学校」「鉄鋼・非鉄金属」等)
「鉄鋼・⾮鉄⾦属(22.2 億円)」は前⽉⽐3倍以上で、14 カ⽉ぶりの 20 億円超

主要4業種

(3)一般機械(産業機械等・金型)向け受注
・⼀般機械計は、期末効果により前⽉から⼤きく増加し、9カ⽉ぶりの 190 億円超
・産業機械等は、12 カ⽉ぶりの 180 億円超で 19 カ⽉ぶりの前年同⽉⽐増加
・⾦型は、3カ⽉連続の前⽉⽐減少で、5カ⽉ぶりの 15 億円割れ

(4)自動車(自動車部品・完成車メーカー)向け受注
・⾃動⾞計は、3カ⽉ぶりの 90 億円超
・⾃動⾞部品は、3カ⽉ぶりの 70 億円超。完成⾞は2カ⽉連続の 20 億円超
・⾃動⾞は、期末効果で前⽉⽐増加も、100 億円台には届かず、低調持続

☆今回は、先月報告した「主要業種別構成」に占める“自動車分野”の構成比がとうとう 20 %を切って 19.4 %になったことに注目したい。記者会見で質問しても「単月のデータでは判断できない」との回答だったが、上の表を見ると「前月比」も「前年同月比」もプラス、つまりこの分野の受注額は上向ているにも関わらず、自動車分野の構成比は相対的に低下した。稲葉会長は「EV化などで流動的な状況はしばらく続くので拙速な判断はできない」とのことだった。しかし、この傾向の重要さを注目すべきであり今後も引き続き、この分野の構成比を注視していきたい。

3.外需【3月分】
外需 863.9 億円(前月比 + 5.8 % 前年同月比 △ 5.7 %)
(1)外需総額
・3カ⽉ぶりの 850 億円超 800 億円超は5カ⽉連続
・前⽉⽐ 2カ⽉連続増加 前年同⽉⽐ 15 カ⽉連続減少
・主要3極はすべて前⽉⽐増加。⼤型受注や⼀部期末効果も寄与し、底堅い動き

(2)主要3極別受注
①アジア
アジア計は、その他アジアで前⽉⽐減少も、東 アジアで増加し、3カ⽉ぶりの 380 億円超
-東アジアは、韓国、台湾、中国すべてで前⽉⽐ 増加し、11 カ⽉ぶりの 290 億円超
-台湾(20.0 億円)は、5カ⽉ぶりの 20 億円超
  -中国は、春節明けの増加もあって、11 カ⽉ぶりの 250 億円超
-その他アジアは、タイやインドで前⽉から減少し、 2カ⽉ぶりの 100 億円割れ
-インドは、前⽉⽐減少も、5カ⽉連続の 40 億円超

アジアの受注額

アジアの業種別受注
・主要4業種は、⼀般機械のみ前年同⽉⽐増加
・⼀般機械は、中国で増加もその他アジアが前⽉⽐3割近い減少で2カ⽉連続の 120 億円割れ
・⾃動⾞は、インドで⼤型受注が継続も、他地域で増加は⾒られず、2カ⽉連続の 120 億円割れ
・電気・精密は、韓国、台湾、中国を中⼼に前⽉⽐増加し、11 カ⽉ぶりの 85 億円超
・3⽉は中国での春節明けの増加などもあり、全体的に底堅く推移している 

欧州
欧州計は、EUで前⽉⽐減少も、その他⻄欧で増加し、前⽉⽐微増。3カ⽉連続の 180 億円割れ
-ドイツは、前⽉⽐微減も2カ⽉連続の 40 億円超
-イタリアは、2カ⽉ぶりの 20 億円超
-トルコ(16.1 億円)は、2カ⽉ぶりの 15 億円超

欧州の受注額

欧州の業種別受注
・主要4業種は、航空・造船・輸送用機械のみ前年同月比増加
・⼀般機械は、 ドイツ、イタリア、その他の⻄欧等で前⽉⽐増加し、2カ⽉ぶりの 50 億円超
・⾃動⾞は、 EUで前⽉⽐減少も、その他の⻄欧等で増加し、2カ⽉連続の 25 億円超
・電気・精密は、EUを中⼼に前⽉⽐減少し、2カ⽉連続の 15 億円割れ
・航空・造船・輸送⽤機械は、フランスで反動減も、EU“その他”で増加し2カ⽉連続の 20 億円超

北米
北⽶計は、6カ⽉ぶりの 280 億円超で堅調持続
-アメリカは、3カ⽉ぶりの 240 億円超
-メキシコは、⾃動⾞向けの⼤型受注により、6カ⽉ぶりの 25 億円超

北米の受注額

の業種別受注
・主要4業種は、⼀般機械と⾃動⾞で前年同⽉⽐増加
・⼀般機械は、アメリカで前⽉の反動減があり、2カ⽉ぶりの 100 億円割れ
・⾃動⾞は、アメリカとメキシコで⼤型受注があり、6カ⽉ぶりの 60 億円超
・航空・造船・輸送⽤機械は、アメリカで前⽉⽐減少し、5カ⽉ぶりの 40 億円割れ
・北⽶は、業種毎に⽉の変動が⼤きいものの、総じて⾼⽔準の受注が継続

AMT事務局コメント(2月分)
2024 年2:3億 4,328 万ドル、前⽉⽐+ 2.1 前年同期△ 26.5
「これまでのところ、年初からの予想を下回って推移しているが、 回復⼒のある経済と、9⽉のIMTSを考慮すると予想達成は可能である。ジョブショップは依然として低調。インフラ関連、航空宇宙関連は堅調である。3⽉は年度末での増加が期待できるが、ジョブショップの回復が遅れれば、前年同⽉を上回るのは難しい。 

次回、 2024年4月次の受注額の報告は速報が5月14日(火)15時、確報値は5月23日(木)10時30分からの記者会見で。報道解禁は同日15時。

 

【2つの工作機械展示会】

CCMT 2024(中国・上海)開催概要

1.開催概要
(1) 名 称:CCMT 2024
(英) China CNC Machine Tool Fair 2024
(中) 第 13 届中国数控机床展覧会
(2) 主 催:中国机床工具工業協会 (CMTBA)
(3) 会 場:中国上海市・上海新国際博覧センター (Shanghai New International Expo Center) (4) 会 期:2024 年4月8日(月)~ 12 日(金)(5日間)
(5) 開場時間:9:00 ~ 17:30
(6) 展示場面積:20 万㎡ (東京ビッグサイト 11.8 万㎡比:約 170%)
(7) 展示面積:11.4 万㎡(西 1~5ホール、北1~5ホール及び東1~7ホール)
(8) 出 展 国:28 ヶ国・地域
(9) 出展者数:1,877 社 (うち日工会会員 22 社)
【会員出展者名】 イグス/オークマ/シーメンス/スター精密/大昭和精機/TAKISAWA/ 中村留精密/ニデックオーケーケー/ニデックマシンツール/ニイガタマシンテクノ/浜井産業/HAWE ジャパン/ハイマージャパン/ファナッ ク/ベッコフオートメーション/ブルーム-ノボテスト/ブラザー工業/マーポ ス/三菱電機/村田機械/レニショー/ヤマザキマザック
※商社による内部出展も含む
(10) 他の展示会との開催規模の比較(実績)
※JIMTOF、EMO:純来場者数(会期を通して1人1回のカウント)
  IMTS:入場登録者数(実際に入場していない事前登録者も含む)
 CIMT、SIMTOS:延べ人数
(11) 次回展日程
①会 期 2026 年4月 21 日(火)~ 25 日(土)の5日間
②会 場 上海新国際博覧センター

2.CCMT 2024 会期中の主要行事
会場内に日工会インフォメーション・ブース(W4-A604)を設置

3.展示会概況
(1) オープニングセレモニー
CMTBA の王黎明副会長の司会の下、CMTBA の張志剛元理事長の開会会宣 があり、ドイツ、スイス、アメリカ等各国・地域の工業会および関連業界団体の代表者が登壇し、稲葉会長が日本を代表してテープカットを行った。

(2) 展示会場
①西・北・東ホールは広いガレリアを持つ三角形の展示会場で、展示場面積は20 万㎡、JIMTOF 会場(東京ビッグサイト)の約 1.7 倍。
②今展では、西1~5ホール、北1~5ホール及び東1~7ホールの計 17 ホール全てを使用しての開催。

(3) 会場構成
① 西(W)ホール
W1:歯車加工機、切断機、型彫り、平削り、ブローチ盤
W2:プレス、レーザ、積層造形機(AM)
W3:台湾パビリオン、計測・検査・測定機
W4:ドイツパビリオン、ロボット・自動化装置、切削工具、研削盤、 各国工業会
W5:ドイツ・スイスパビリオン
② 北(N)ホール
N1:マシニングセンタ、ボール盤、中ぐり盤、モジュラユニット、廃棄シ ステム
N2:日本、韓国パビリオン
N3:研削盤、といし、計測・検査・測定機
N4, N5:旋盤、EDM、潤滑・クーラント
③ 東(E)ホール
E1:マシニングセンタ、フライス盤、周辺機器、クランプ装置
E2:パビリオン(米国、スペイン、イタリア、フランス、チェコ、香港、 インド)
E3, E4:マシニングセンタ、フライス盤
E5:マシニングセンタ、工具、ツーリング、計測・検査・測定機
E6:工具関連、計測・検査・測定機
E7:ロボット・自動化装置、NC 装置、ソフトウェア

(4) 出展内容(全体を通して)
① AI や IoT などの技術を活用した高度化・自動化技術が進展しており、 ロボットによる自動化や、AI による加工条件の最適化など、生産効率を 大幅に向上させた出展が散見。
② 数多くの大、中型の5軸マシニングセンタの展示が散見。3、4軸のマシニ ングセンタよりも5軸マシニングセンタの方が多く、5 軸でなければマシニングセンタではないという程の印象。ギガキャストによるワーク加工向けのテーブル径が 1,250 ㎜を超える機械が散見。
③ 通用机床や北京精雕科技集団等、中国企業の存在感が益々高まっており、 技術力とコスト競争力を向上させ、ハイエンドな工作機械を積極的に開発 している様子が見てとれる出展内容
④ 付加製造機(AM)の展示は、ほとんど見られなかった。

SIMTOS 2024(韓国・ソウル)開催概要

1.開催概要
(1)名 称: SIMTOS 2024 (Seoul International Machine Tool Show、第 20 回ソウル国際工作機械展覧会)
※特別展(併催)ロボットおよびデジタル製造技術特別展(MADE in SIMTOS)
(2)主 催: 韓国工作機械産業協会(KOMMA)
(3)会 期: 2024 年4月1日(月)~5日(金)5日間 開場時間 10:00~17:00
(4)会 場: 新韓国国際展示場(KINTEX 1及び2)
(5)出展物: 工作機械及びその関連機器等
(6)展示場面積: 102,431 ㎡(東京ビッグサイト比:約 86%)
(7)出展者数: 世界 35 ヵ国・地域から約 1,300 社

【日工会会員出展者 30 社】 ※現地代理店等からの展示も含む
アマダ/イグス/オークマ/岡本工作/C&Gシステムズ/シーメンス/シチズンマシナリー /芝浦機械/新日本工機/スター精密/ソディック/大昭和精機/大日金属/ツガミ/DMG森精機/ニデックマシンツール/野村DS/HAWE ジャパン/ハイマージャパン/ファナック/ブラザー工業/ブルーム-ノボテスト/マーポス/牧野フライス/ミツトヨ/三菱電機/安田工業/レニショー/碌々スマートテクノロジー/和井田製作

(8)来場者数 101,233 人(前回比 27.2%増)

(9)会場構成(類別展示)
KINTEX 1
ホール1―5
・金属切削型機&金型テクノロジーパビリオン
・マテリアル、部品、コントロールテクノロジーパビリオン
・ツーリング&測定機器パビリオン
KINTEX 2
ホール7-8(MADE in SIMTOS)
・ロボット&デジタルマニュファクチャリングパビリオン
・AI マニュファクチャリングパビリオン
・国際工業会パビリオン
ホール9-10 ・金属切断機&溶接機械パビリオン
・プレス&フォーミングパビリオン
【桂会長(KOMMA)の開会挨拶(要旨)】
・20 回目を迎える SIMTOS 2024 では、世界 35 ヵ国から 1,300 社が出展し、その規模は 6,170 小間と過去最高を記録。展示内容には、金属加工からデジタル製造ソリューションに至るまで、幅広く革新的なコンバージェンス技術が 含まれている。
・最近の製造業では、自動化、電気自動車、航空宇宙に重点が置かれているほか、環境に優しいレーザー加工機、ICT やロボットを活用したダイカスト、協働ロボットなど、産業ニーズを満たすための改良や開発も行われている。7・8 ホールでは、AI工場や韓国CNC など、製造業のデジタル化に焦点を当てた特別展示を開催。
・現在、世界的なバリューチェーンの再編や武力紛争などの地政学的な要因により、世界の不安定性が増大。このような不安定な状況により、持続可能な 開発成果が最重要課題となっており、労働力に代わる自律的な製造ソリュー ションの必要性が求められている。国際的なトレンドの変化に対応するため、 展示会に合わせて韓国内外の専門家による を開催。
・出展者と来場者が現地でスムーズに商談できるよう、会期前にマッチングシステムも用意。正式に招待された 650 人のバイヤー を含む 5,000 人のバイヤーは、出展企業の国際的な販売と取り組みに寄与。

3.展示会概況
(1)来場動向
KOMMA の KIM 部長によると SIMTOS の会期期間中の来場者ピークは会期 三日目(4/3)と四日目(4/4)とのことであった。会期に関して土日を外している理由として土日はプライベート優先の傾向が韓国国内で浸透していることから、平日のみの会期設定としている由。こうした背景のもと 今回企画した「ロボットおよびデジタル製造技術特別展(MADE in SIMTOS)」 に関しては、SIMTOS 会期中に COEX でもロボット展が行われていたことか ら出展者集めに苦労された由。
(2)出展動向
韓国国内でも人件費高騰や少子高齢化による労働力不足が懸念されていることから、ロボットを活用した自動化ニーズに対応した展示が多く見られた。各ワークのセットや加工ツールの着脱などを基本に一人の従業員が複数台の機械のオペレーションが可能となる展示が目に付いた。

【韓国メーカーの自動化提案例】
① 旋盤とロボットを組み合わせた自動化提案。加工ワークを大量にストックし 24 時間連続稼働が可能。欧州からの来場者への PR を兼ねて NC はシーメンス製。
② 複数台の機械間を搬送装置が往来することで、ツールの自動交換をコンパクト に行うシステム。この会社では、東南ア ジア向けの輸出にも力を入れており、人 件費が高騰してきているインドやベト ナム、中国向けに自動化提案を行っている模様。
③ 操作インターフェースを刷新した NC 装置「Harmony」(装置自体は日本製)の展示が注目。この会社の機械は発電などのインフラ向けの大型旋盤が主力となるが、展示担当者によると船舶向けなどにも受注が出ているとの話だった。