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ことラボ・レポート

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芝浦機械/ 2024 年度 芝浦機械グループ入社式 社長訓示

2024 年 04 月 03 日


芝浦機械株式会社
取締役社長 坂元 繁友

 

 

 


 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
 当社は、1938 年に大型工作機械を製造する「芝浦工作機械」として創業し、1961 年に合弁、改称により「東芝機械」となり、2020 年に「芝浦機械株式会社」へと社名を変更しました。
創業以来、80 年以上にわたり機械メーカとしての「ブランド」を作り上げ、社会の発展と、人々の豊かな暮らしの実現に貢献を続けています。
 昨年度までは、中期経営計画『経営改革プラン』を実行した重要な期間でした。
 『経営改革プラン』では、定量目標をステークホルダーにコミットし、内部構造改革を中心に、組織再編や新人事制度の導入などを核としたものとしました。
 主要な計画も概ね達成できましたので、次のステージへ向かうために、4月より 2026 年度を最終年度とする、新中期経営計画をスタートさせています。
 2030 年度に 3,000 億円規模の企業になることを目指して、経営改革プランで進めた内部構造改革の「成果」を刈り取るために、「攻め」に転じていくステージへと入ります。
 その意味でも大切なスタートとなる年です。また、そこに新戦力として皆さんが加わってくれました。
 芝浦機械グループの持続的成長のために、新たな視点、新たなアイデア、そして新たなエネルギーを、皆さんがもたらしてくれることを願っています。
 さて、皆さんの入社にあたり、「三つの話」をさせていただきます。
一つ目は、『グローバル人財』について
二つ目は、『聞く力』について
三つ目は、『学ぶ姿勢』について
 まず、一つ目は、『グローバル人財』についてです。
現在、当社の売り上げの 70 %以上が海外となっており、海外駐在、海外出張および海外取引等、グローバルで活躍する人財が求められています。
そのためには、語学力や相手の文化や価値観を尊重することが重要です。
当社でも、グローバル人財育成にむけて、様々な取組を行なっております。
それらを活用し、将来、当社のグローバルビジネスの成功に貢献できる人財となってください。
 二つ目は、『聞く力』についてです。
相手の話に耳を傾け、理解しようとする姿勢やスキルが大変重要です。
仕事をする上でのコミュニケーションやチームワークの根幹となります。
上司や先輩の意見、感情に対して敏感に耳を傾け、相手の視点や立場に共感し、真摯に受け止めることが、信頼と連携を築く上で不可欠です。
自分自身の成長はもちろんですが、職場全体の活性化にも貢献してください。
 三つ目は、『学ぶ姿勢』についてです。
学ぶことによって、仕事における武器となる知識や技術が身に付けられ、皆さんのキャリア形成において、選択肢も広がっていきます。
そして何より、自己肯定感が高まり、仕事に対しても大きなプラスとなります。
 結びになりますが、皆さんには芝浦機械グループの一員として、若い創造力を遺憾なく発揮し、新たな活力を芝浦機械グループに、吹き込んでいただくことを期待しています。社員一人ひとりの力が、芝浦機械グループの価値創出の原動力となります。
 ここにいる皆さん一人ひとりが、これからさまざまな経験を積み、成長することで、新しい力となってくれることを期待しています。