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岡本工作機械製作所【JIMTOF2022】

2022 年 10 月 21 日

【第 31 回 日本国際工作機械見本市 JIMTOF2022 出展企業のご紹介 ⑪】

◆◆◆ 株式会社岡本工作機械製作所 ◆◆◆

・・・ 東京ビッグサイト 東展示棟 第 4 ホール / 小間番号 E4020 ・・・

 

◆出展テーマ
 総合砥粒加工機メーカーOKAMOTOは4年ぶりのリアル展示会となるJIMTOF2022に計8機種の研削盤の展示を行います。
 当社は平面・成形・円筒・内面・歯車・門形などの各種研削盤とグラインダー・ポリッシャー・スライサー・ラップ盤などの半導体関連製造装置の製造を行っている工作機械メーカーです。
 近年の製造業のニーズは世界規模の変革時代に突入したことから非常に多様化してきています。当社では得意とする「砥粒加工」を活用し、自動化・機上計測・複合化・高能率・大型化・脆性材加工など様々な製品にテーマを設け、企画提案を行う予定です。従来では難しかった加工だけでなく、現場に寄り添った最新の提案を行います。

 

◆出展情報
▸展示製品◂
『大型平面研削盤』
①CNC超精密門型平面研削盤「UPG208CHLi」
テーブル左右をリニアモータ駆動、摺動面に可変静圧スライドシステムにより高速研削・クラウニング研削等を実現。正確な位置決めによる機上測定に対応する超精密門形平面研削盤。最新のCAD/CAM連携による全自動MAP研削ソフトによる高能率・超精密の生産性向上を提案します。

②CNC精密平面研削盤「PSG127CA-iQ」
平面研削だけでなく成形研削にも対応。加工&ドレス条件の自動計算、文字レス対話画面の簡単データ入力で研削ノウハウに乏しいオペレーターでもすぐに使える研削盤!近年高まる大型ワークの研削化加工をより操作性良く、効率よく行える最新のノウハウが詰まっています。是非展示会場で実機を触ってみてください。

『中型平面研削盤』
③CNC超精密平面研削盤「UPG63CA-iQ」
静圧スライドシステムを採用した1ランク上の精度を実現する平面研削盤UPGシリーズ。1μm以下の平面度要求をきっちり実現する性能、ワーク表面の鏡面加工をより容易に実現する事が可能な超精密仕様に仕上がりました!

④精密平面研削盤「PSG52SA1」
ベストセラー機PSG-DXシリーズの後継機として発売開始!世界市場に広く浸透する操作性・機能性は既に高い評価を得ています。大型タッチパネル・自動ドレス機能・自己管理機能・機上計測など、精度出しで必要となる研削作業の効率化・簡易化をサポートする機能が更に追加されました。

⑤CNC超精密成形研削盤「UPZ52Li」
医療機器・コネクタ等の電子部品金型など目視しにくい微細成形研削をきっちり精度良く加工する超精密成形研削盤UPZシリーズ。テーブル左右リニアモータ駆動による高機能・高剛性・高速反転の成形研削を実現しました。
JIMTOF2022では新たな提案として移動式のロボットシステム「GRIND-SELF」との協働作業の展示を実演。ワーク&といし自動交換を行いながら、最新の研削盤自動化提案を行います。

 

『中型円筒研削盤』
⑥NC精密円筒研削盤「OGM250EXⅢ」
同時一軸制御で自動ドレス・補正切込み機能が付いた汎用的な操作を残した高剛性NC円筒研削盤。OKAMOTOの円筒研削盤の特徴は高剛性・超精密の精度です。高い剛性によって切込み量に対してきっちりとした除去量を実現することで、精度の安定&生産性の向上に貢献します。JIMTOF2022ではさらに操作性をアップさせる新しい機能の提案を行います。

『新シリーズ』
⑦立形ロータリー研削盤「VRG6DX」
従来当社の販売ラインナップに無かった立軸ロータリー研削盤を初披露。立軸ロータリー研削盤はといしの加工面積が広いことから非常に生産性が良い研削盤として市場に認知されています。全く新しいデザインの全閉カバー・自社製造の高剛性鋳物・OKAMOTOの馴染みある操作方式でニュータイプの研削盤をラインナップします。

⑧グラインディングセンタ「UGM64GC」
脆性材加工をターゲットとしたグラインディングセンタUGM64GC。ATCによるといし自動交換や回転テーブル標準搭載など、外周・内周・端面研削加工を目的としたまったく新しいタイプの研削盤です。

▸展示技術◂
『機上計測』
研削加工における計測技術は加工精度が高い分、その計測精度への要求も高まっています。
製造現場における研削工程は、次の工程に計測工程が待っていることから、機上計測技術によって工程集約が見込めることができ、生産性向上に繋がります。
また機上での計測はオペレーターの作業時間短縮にも大きく貢献するため、自動化・生産性向上にも繋がると考えられています。当社では機上計測で測るだけでなく、計測したデータを加工に活用する、一歩先の加工連携を提案します。

『超精密・鏡面』
研削加工において精度が良いのは広く周知されています。しかりオペレーターや周辺環境の意識1つで高い精度は崩れてしまいます。研削盤が出来ることはいかに簡単に精度の良い加工を実現できるか、周辺環境によって変化しにくい研削盤を提供するかという部分がポイントとなります。当社が開発した最新の可変静圧スライド構造では、より精度が出しやすい研削盤を追求し、1μm以下の平面度要求、鏡面のような面粗さ要求を達成しやすい研削盤を目指しています。

『自動化・高能率・複合』
 研削加工はその精度の高さから自動化が難しいと言われ続けています。しかし自動化できる内容やワークも存在していることは確かです。今回のJIMTOFでは協働ロボットによって研削盤の自動化提案を行い、自動化できる内容・オペレーターが行わなければいけない内容で研削盤をどのように扱っていくかの提案を行います。

『脆性材』
近年、セラミックス・ガラス・SiC・超硬など、金属材料から脆性材料の加工にシフトするケースが増えてきています。使用用途によってそれぞれ材質は異なりますが、脆性材加工は非常にワークが脆く、ダイヤモンド工具によって加工を行われる素材です。当社では豊富な加工実績から蓄積された加工・濾過・ホイールのノウハウと高精度の研削盤で脆性材加工をサポートしていきます。

会場では製品のプレゼン視聴や実機に触れて頂くように研削盤のプロフェッショナルがお待ちしております。みなさまのご来場、お待ちしております。

 

◆岡本工作機械製作所ホームページ
https://www.okamoto.co.jp/

 

◆JIMTOF2022のご案内
https://www.okamoto.co.jp/library/56035744733d6d6f561b7d48/63299d110034b18c0d0dfa58.pdf

 

◆JIMTOF2022特設サイト
https://www.okamoto-webshowroom.com/