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MECT2023 来場者の事前登録受付始まる

2023 年 09 月 13 日

 来月 10 月 18 日(水)から 21 日(土)までの4日間、「ポートメッセなごや」で開催される《メカトロテック ジャパン 2023》(MECT2023)の事前来場者登録が9月1日(金)から始まった。
 会場となるポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)は、1973 年 11 月にオープンしたので今年は 50 周年にあたる。当時は「東洋一の無柱円形展示場(ドーム館)」として有名だったが、その展示場は長らくドーム館のみの展示場として使われていた。しかし、耐震性に問題があり建て替えが急がれたが名古屋市側が首を縦に振らなかった。このたびやっと新第1号館が完成した。
 旧第1号館だけだった時代が長く続いたが 1987 年に第2号館とイベント館の杮落し(こけら落し)でスタートしたのが《メカトロテック ジャパン》だった。その後第3号館と交流センターが完成して、旧第1号館の建て替えが待たれたが昨秋ようやく完成した。しかし、従来の展示場敷地内と道路を挟んだ反対側、あおなみ線「金城ふ頭駅」の目の前のレイアウトとなり、第2号館、第3号館などへのアクセスは悪く、展示会としての一体感を損なわないような配慮が必要となりそうだ。「東京ビッグサイト」、「幕張メッセ」、「インテックス大阪」などのまとまりのある展示場に比べると、規模はともかく、使い勝手の悪さが気になる。
 展示場が拡大して、FA業界も高止まり状態という追い風もあり出展者数は 492 社と過去最高になった。また日本の産業集積地中部を反映して毎回開催されるセミナーは、今回も自動車(10 月 18 日にトヨタ自動車と日産自動車)、航空機(10 月 19 日にボーイングジャパンとIHI)、さらに自動化とロボット(川崎重工業とヤマハ発動機)と、充実している。恒例の主催者企画展示(コンセプトゾーン)は「驚きのスゴ技」~加工のヒントがここに、と題して①「大判セラミックス板を均一に平らに」、②「アクリルで昆虫を忠実に再現」、③「工具を工夫し、5軸加工を劇的に時短」をテーマに第3号館に展示される。

 新第1号館には原則として、マシニングセンタ、旋盤、複合加工機、研削盤、放電加工機、プレス・板金機械、その他工作機械、CAD/CAM、各種ソフトウェアなど。第2号館には原則として、切削工具、研削砥石、のこ刃、作業工具、工具ホルダーなど。第3号館には原則として、機械要素部品、工作物保持具、産業用ロボット、物流・搬送機器、精密測定機器、油圧・空圧機器、環境対応機器、試験機、洗浄機、コンセプトゾーン、中小企業支援ブースなどが展示される。
開催時間は 10:00 ~ 17:00(最終日は 16:00 まで)。

来場手続き
 公式ウェブサイト「MECT2023」にアクセスするとトップページに「事前来場登録はこちら」(下図)とあるので、そこをクリックして指示に従って進んでいくとA4 カラー印刷した入場証を出力して会場へ。通常入場料¥1,000-が無料になる。

詳しくはMECT2023 事務局 〒464-0075 名古屋市千種区内山3-5-3 ℡052-732-2455 E-mail:nd@mect-japan.com まで。