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DMG森精機/「DMG森精機 自家消費型太陽光発電システム 伊賀事業所 第2期、奈良事業所 第1期、発電開始! 」

2024 年 03 月 28 日

 DMG 森精機株式会社が、電力需要の変動や燃料問題に左右されない長期にわたる安定電源を確保し、事業の継続と再生可能エネルギーによるCO2排出量の削減を実現するため、グローバルで太陽光発電システムの導入を進めている。
 グループ最大の生産拠点である伊賀事業所(三重県伊賀市)では、テス・エンジニアリング株式会社(大阪市淀川区)が提供する、オンサイトPPAモデルを活用した国内最大となる自家消費型の太陽光発電システムの導入に向けて、2022 年8月より工場棟屋根への太陽光パネルの設置を進めており、2024 年3月より、第2期分約 5,200 kW(5.2 MW)の発電を開始した。また、鋸(三角)屋根を含むパネル総数は約 23,000 枚に上るため、パネル点検時の高所歩行作業を低減し、作業性改善と安全確保を目的として、ドローンを用いた点検を行う。
 自動化システムソリューション工場としての役割を担う奈良事業所(奈良県大和郡山市)にも、伊賀事業所と同様の自家消費型太陽光発電システムの導入を進めており、第1期工事が完了した 2024 年1月より約 354 kW、年間約 32 万kWh(320 MWh)の発電を開始している。これにより奈良事業所の年間電力需要量の約 30 %を賄い、年間約 1,300 トンのCO2排出量を削減する。
 さらに、フロンテン工場(ドイツ・バイエルン州)、ゼーバッハ工場(ドイツ・テューリンゲン州)、デービス工場(アメリカ・カリフォルニア州)、天津工場(中国)、DMG MORIキャステック(島根県出雲)など、グループ全体にも太陽光発電システムの導入を進めている。

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