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アマダ/「人と環境にやさしいサーボベンディングマシン 『EGB』シリーズを発表」

2023 年 02 月 06 日

 株式会社アマダ(代表取締役社長:磯部 任)は、2 月 3 日、新開発の作業者支援機能とサーボ・ドライブシステムにより、誰でも簡単・確実に板金曲げ加工ができる、人と環境にやさしいサーボベンディングマシン「EGB」シリーズを発表しました。
 現在、板金加工の現場は慢性的な人手不足である上、危険を伴う作業が多い曲げ作業者の育成には多くの期間を要するため、曲げ作業者が限定されています。そこで本マシンには、アマダが長年お客さまとともに培ってきた板金曲げ加工のノウハウをもとに製作した、画期的なガイダンス機能を搭載しました。初心者の方が安心して熟練作業者に指導を受けているように作業を進めることができるため、人材の早期戦力化が望めます。加えて、高精度加工や複雑な加工をミスなく迷いなく行えるよう、新開発の突き当てモニターやバックゲージなどを搭載しました。
 また、駆動の電動化は油圧式と比べてオイルや CO₂排出量削減につながるためニーズが高まっています。しかしながら、高加圧と高速加工の両立は難しく、1,300kN 機にはサーボと油圧のハイブリッド式が採用されていました。今回アマダは、板金加工において最も用いられる 1,300kN 機までの電動化に成功しました。CO₂排出量を最大 20%、オイル使用量を約 90%削減し、環境負荷とメンテナンスコストを低減します。また、ベンディングマシン専用のモーターを独自開発し、高加圧とサイクルタクトの向上を両立しました。加えて、新開発のサーボ・ドライブシステムによって高い精度での安定加工が可能で、生産性と環境性を向上します。

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