タンガロイ/「穴あけ加工も可能な多機能カッタ『DoMultiRec』に モジュラーヘッドとコーナRを拡充」

　株式会社タンガロイ（社長：木下聡）は、穴あけ加工も可能な多機能カッタ『DoMultiRec』（ドゥー・マルチ・レック）にモジュラーヘッドの工具径とインサートコーナ半径を拡充し、2023年1月23日より全国で発売を開始します。

■概要
　『DoMultiRec』は、穴あけから肩削り、掘込み加工まで幅広く対応できる中心刃付き多機能カッタです。独自の設計により、1つのインサートの各面に中心刃と外周刃の両方を設定しました。両面仕様インサートで合計4コーナを使用でき、従来インサートの2倍の経済性を実現しています。インサートには専用設計のMM形チップブレーカを搭載しており、切れ味と刃先強度を両立させています。
　またインサートの配置を最適化することで正面切れ刃の平坦度も大きく向上し、穴あけ加工時の底面の形状がほぼフラットになります。
　今回、モジュラーヘッドに工具φ17mm、φ21mm、φ26mm径を追加し、さらにすべてのインサートにコーナ半径R=0.4mm仕様をラインアップします。
　工具径φ17mm、φ21mm、φ26mmのヘッドを使用すると、各々のシャンク（φ16mm、φ20mm、φ25mm）に装着した際に、シャンク部が干渉することなく壁際まで加工できます。また、コーナR=0.4mmのインサートは、部品の隅部分に「R=0.5mm以下」等の指示があった場合など、比較的小さな隅Rの部品加工にも対応可能です。
　これらの拡充によって、DoMultiRecはさらに多彩な加工形態において、高能率加工による加工時間の短縮、加工コストの低減に貢献いたします。

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