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ー 科学と技術で産業を考える ー

ことラボ・レポート

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(公財)工作機械技術振興財団が3年ぶりに贈賞式を開催

2022 年 06 月 30 日

 公益財団法人 工作機械技術振興財団は6月 13 日、都内のホテルで第 43 回「工作機械技術振興賞」の表彰ならびに贈賞式を行った。この2年間は新型コロナの感染防止のために贈賞式式典は自粛されてきたので、今回は3年ぶりの開催となった。
 式典では主催者挨拶として河野博文代表理事が賞の全体を紹介した後に「工作機械は最高度の技術を要する産業です。約 40 年前の日米貿易摩擦の中で日本側交渉団の一人として参加した。多くの輸出製品の貿易ルールに関する交渉に臨んだ。それは日本の製品が強いから起きたことだったが、あの当時から引き続き今でも世界をリードしているのは工作機械だけです。これからも工作機械産業の原動力となるように更に邁進していただきたい」と語り掛けた。続いて審査講評を伊東誼審査委員長が審査の経緯、内容等について講評した。贈賞式では牧野二郎代表理事が、顕彰状と副賞の贈賞を行い、締めくくりに経済産業省製造産業局産業機械課の安田篤課長の来賓祝辞が行われ、記念撮影、講演会、技術交流会と式典は続いた。

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