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DMG森精機/ 年頭挨拶

DMG森精機株式会社
取締役社長 森 雅彦
新年明けましておめでとうございます。
新型コロナウイルスによる経済への影響が続いておりますが、受注状況は昨年から着実に回復してきており、全世界で高水準を維持しています。今後も新たな需要とビンテージ機のリプレイス需要の両方の機会を逃さず、工程集約・自動化・デジタル化をお客様にご提案し、お客様の生産効率とエネルギー効率の向上に貢献してまいります。
世界でサステナビリティへの取り組みが加速する中、当社では脱炭素社会や資源循環型の社会に向けた取り組みを行っています。当社は昨年 3 月にグローバルで生産する全商品の部品調達から商品出荷までの工程においてカーボンニュートラルを達成しました。さらに「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」提言への賛同を表明し、国際的な環境団体 SBT イニシアチブから「SBT(Science Based Targets)認定」を取得しました。今後は事業所での太陽光パネルやバイオマス熱電供給システムの設置・稼働を予定しております。
また、当社では環境に配慮した商品の提供を通じてお客様における CO2排出量削減にも取り組んでいます。工作機械は世界中で約 30 万台以上稼働しており、工作機械のエネルギー効率の向上は地球環境に大きく影響します。当社が出荷する機械には全世界で昨年からカーボンニュートラルな体制で生産された商品を表す「GREENMACHINE」マークが付いており、省電力を実現する「GREENmode」を標準搭載しています。2023~2030 年でサプライチェーン全体でのカーボンニュートラル達成を目指しており、今後も自社とお客様先の両方で CO2排出量の削減に取り組んでまいります。
5 軸・複合加工機や自動化システムを導入されるお客様が非常に増えていますが、自動化を進める上で課題となるのがクーラント、ミスト、切りくずの加工 3 悪です。ビルトインミストコレクタ zeroFOG はゼロスラッジクーラントタンクと AI チップリムーバルと共に加工 3 悪の解決案として、作業改善と長時間稼働を実現します。自動化を進めることでコネクティビティとデジタル化が可能となり、生産効率の向上と工場環境の改善に繋がり、最終的にお客様におけるサステナビリティの推進にも貢献します。
また、当社ではリアルとデジタルの両方でお客様と緊密に繋がり、丁寧な個別商談を行っています。リアルでは毎週伊賀・東京で少人数制オープンハウス「テクノロジーフライデー」を開催しています。今年は世界各国からお客様をご招待し、より多くのお客様と連携してまいります。デジタルツインテストカットやお客様向けポータルサイト my DMG MORI などを通じたデジタルでの繋がりも引き続き注力していきます。
今年は当社の創業地である奈良に DMG MORI グループ最大の最先端研究開発センタである奈良商品開発センタの新設を予定しております。さらに当社では DMG MORI SAILING TEAM や Japan National Orchestra 株式会社などを通じて地域社会、スポーツ、文化への貢献に引き続き取り組んでまいります。
本年も、世界中のお客様に優れた品質の製品を最善の納期とサービスでお届けすべく、尽力してまいります。引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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