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日本工作機械販売協会 2023 年度賀詞交歓会を開催
日本工作機械販売協会(会長:株式会社井高 取締役社長 高田研至)は、1 月 11 日に東京都目黒区のホテル雅叙園東京において、「2023 年日本工作機械販売協会賀詞交歓会」を開催した。
当日は、日本工作機械販売協会 高田研至会長が挨拶に立ち、本年度の工業会の活動ならびに今後の団体活動についての指針などが発表された。
◆日本工作機械販売協会 高田研至会長 挨拶(全文)

新年あけましておめでとうございます。
新年にあたりまして、ご挨拶申し上げます。
まず、本日は経済産業省から課長の安田様、また日工会から会長の稲葉様、機器工業会から会長の寺町様、輸入協会から会長の井元様、その他多くの企業団体からご参席を賜りました。ありがとうございました。
本日は着席という形式で開催させていただきまして、コロナ感染防止対策を万全にしておりますので、皆様、和気藹々とご歓談をしていただければと存じます。
さて、ここで昨年を振り返りますと、まずロシアがウクライナへ侵攻したことによる資源高、そして社会的なインフレ、加えて米国と中国の覇権争い、北朝鮮による度重なるミサイル発射実験、また急激な円安ドル高と、本当に難しい年だったと感じております。新型コロナウイルス感染がもう 3 年近く続いている中、昨年末には中国が急にゼロコロナ政策を変えましたが、感染拡大が進む中国においては集団免疫ができて 2 月か 3 月にはまた経済活動が活発になるのではないかと思っていた最中、急にビザの発給を止めるなどの対応をしてきたことなども踏まえ、今後中国に対しては注意して見ていかねばならないと感じています。
こういった社会情勢ではありますが、原発を含めたエネルギー政策、国防の重要性が議論されるようになって、ある意味プラスになっているのではないかと思っています。いずれにしましても、ここ2~3 年混沌とした状況が続いて参りましたが、これからまだまだ先行きは不透明ではないかと感じています。コロナウイルス感染拡大によって、デジタル化やリモートワ-クが進み、WEB による打合せ、工作機械の立会・修理等、業務上非常に効率化が進みましたが、先日開催された JIMTOF において感じたのですが、現地・現物、そしてリアル展示会によるコミュニケーションの重要性ということが再認識されたのではないでしょうか。アナログでリアルな世界も見直され、デジタルとリアルの融合によるハイブリッドな世界へと変わりつつあるのではないかと感じております。
昨年 10 月に、日工販は 50 周年記念行事を 2 年遅れではありましたが、開催させていただきました。当協会は 1970 年に業界団体の総合的な発展に貢献するということを目的に、販売会社が集まって発足いたしました。その折に、日工販として若手社員が自信と誇りを持てる業界、メーカー様とユーザー様から必要とされる商社を目指すと述べさせていただきました。社員の一段のスキルアップのためにも、1991 年以来 31 年間続けている、また延べ1 万人以上の受講者がいるセールスエンジニアリングスクールにおいて、今後も時代に合ったプログラムに拡充するとともに、デジタルを活用して、日工販だけではなく多くのものづくりに関係する皆様に提供できればと思っております。
日工会殿の受注総額は、昨年 1 兆 7,500 億円に達したと思っていますが、そういう中で2023 年は非常に厳しいのではないかという話を聞いております。これは私の主観ではありますが、今年は内需において 3%アップの 6,400 億円、外需は 2%ダウンの 1 兆 1,100 億円、そして受注総額が 1 兆 7,500 億円とほぼ昨年並みになるだろうという旨を、日工販の忘年会を始めとして様々な場面で話しています。
これは日工販としての心意気とご理解を頂きたいのですが、内需においては我々関係しておりますので、もう少し具体的に述べさせていただきますと、まずは例年通りの補助金が出されることを前提として、一般機械は環境関係対策の設備投資により現状維持、そして電機精密機械は半導体関係の投資がやや減少すると思っていますが、話を聞く限りでは今後の半導体需要は相応にあるという中で、意外と底堅い設備投資がされるのではないかということで微減、自動車関係においては電動化が思った以上に進んでいるということで、我々が思った以上に前倒しで設備投資がされていくのではないかということで今年はプラス、また航空機においては今後人の動きも活発になってくるという中でプラス、軍需産業については国防の観点からプラスということで、全体的にはプラスと考えています。
機械メーカーは値上げをしているということでプラス、自動化のためにシステムアップをすることによって機械単価が上がっているということも含め、思ったより悪くない数字が出て来るのではないかと内需では感じております。
現在の経済状況を考えると厳しい数字ではありますが、日工販ではしっかりとこの内需6,400 億円を目指して頑張っていただきたいと思っています。
最後になりますが、皆様の益々のご発展とご健勝を祈念いたしまして、私の年頭の挨拶とさせていただきます。