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日工会の月例記者会見(8月)

2022 年 09 月 08 日

(一社)日本工作機械工業会は、8月24日に月例記者会見を開き7月分の受注統計を発表した。

マクロ経済の概況~全体経済に関するコメント
全体経済:7月に発表された「月例経済報告」(緩やかに持ち直している)、「GDP統計」(3四半期連続プラス)、「経済・物価情勢の展望」(資源価格上昇の影響はあるが、コロナの影響緩和のもとで持ち直している。「足元の国内景気は持ち直しの動き」とある。
製造業の動き:足元の設備投資は持ち直しの動きがみられる
・月例経済報告(7月):設備投資は「持ち直しの動きがみられる」【据え置き】
・経済・物価情勢の展望(7月)
【先行き】
工作機械の受注状況【7月確報】

概況:受注総額1,424.1億円[前月比△7.9%(2カ月ぶり減少)、前年同月比+5.5%(21カ月連続増加)]
(1)内需519.7億円(前月比△11.4%、前年同月比+14.5%)新型コロナ第7波の影響を受けつつも補助金効果も下支えし、2カ月連続の500億円超。自動車関連に回復の動き。
(2)外需904.4億円(前月比△5.8%、前年同月比+0.9%)アジアや北米で、前月比減少も7カ月連続の900億円超と高水準持続。7月としては2021年(896億円)を超え加工最高額を記録。