メールマガジン配信中。ご登録はお問い合わせから

ー 科学と技術で産業を考える ー

ことラボ・レポート

各社からのニュース

DMG森精機/「レーザ発振器を最大4台搭載可能!積層容量1.5倍アップ 高速・高精度なレーザ金属積層造形機『LASERTEC 30 SLM 3rd Generation』販売開始」

2024 年 09 月 12 日

LASERTEC 30 SLM 3rd Generation

 DMG森精機株式会社が、従来機に比べ積載容量の拡大と高精度な積層を実現したSLM方式のレーザ金属積層造形機LASERTEC 30 SLM 3rd Generationの販売を開始した。

 従来機から進化した最大の特長は、同社が培ってきた工作機械の設計ノウハウを反映し、設計された点にある。基本構造には、金属積層造形機としては初めて、熱対称構造の鋳鉄製フレームを使用することで高剛性を実現し、Z軸にはマグネスケール社製スケールを搭載することにより、位置決め精度を向上させている。これらの技術は同社の工作機械の設計では標準採用されており、本機においてもこれらの技術を盛り込み、機械構造から見直したことで、さらなる高精度な積層造形を実現した。さらに、 80 µmのレーザスポット径と積層エリア全体に対応する高精度光学モジュールを採用しているため、従来機よりも 1.5 倍拡大した 325 × 325 × 400 mm³の積載容量で積層造形が可能。また、最大 1,000 Wのパワフルな出力のレーザ発振器を最大4台まで搭載可能なため、より高速に積層造形を行えるようになった。

詳しくはこちら