ソディック/「中国・厦門工場に新工場を建設　今年1月より稼働開始　産業機械事業及び食品機械事業の世界的な市場競争力をさらに強化」

　株式会社ソディックでは、このたび当社連結子会社の沙迪克（厦門）有限公司（以下、厦門工場）において、産業機械事業及び食品機械事業の世界的な市場競争力のさらなる強化に向け新工場を建設、今年1月より稼働を開始いたします。

　厦門工場は、海外生産拠点として2006年に設立され、中国市場における放電加工機、射出成形機、食品機械の生産および販売拠点です。
　今回、厦門工場の隣接地に新工場を建設することになったのは、同子会社の新規事業として射出成形機の生産開始および食品事業拡大への対応を目的とするものです。
　その背景として、産業機械事業では、中華圏での５G・EV等をはじめとするものづくりの高精度化・高精密化の進展により当社の射出成形機の需要が高まりつつあるほか、食品機械事業においても、　海外向けの製麺機や米飯製造装置など食品機械の需要が拡大しており、生産能力の増強が事業拡大に不可欠な状況によるものです。

　新工場の生産品目は、産業機械事業の射出成形機と食品機械で、射出成形機の生産能力は月100台を持ち、食品機械事業はすでに生産している製麺機に加えて米飯装置等の生産品目を追加します。
　食品機械は中国の需要が大きく伸びており地産地消に対応していくものです。新工場の稼働により、既存工場の食品機械の生産ラインは新工場に集約し空いたスペースを放電加工機の生産に活用します。

　なお、新工場は、当社が取り組んでいるIoT・DX の活用による生産現場全体の最適化、「スマートファクトリー」の実現を推進し、ムリ・ムダ・ムラを可能な限り排除した合理的な生産体制を図ることで、さらなるコスト削減、納期短縮を目指します。

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