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タンガロイ/「革新的なY軸用旋削工具『Add Y-axisTurn』に D形インサートを拡充!」
株式会社タンガロイ(社長:木下聡)は、ターニングセンタでの外径旋削加工において、1本であらゆる方向や部位の加工に対応可能な革新的なY軸を利用した旋削工具『Add Y-axisTurn』(アド・ワイ・アクシス・ターン)シリーズに新たにコーナ角55度のD形インサートと専用ホルダを拡充し、2022年7月4日より全国で発売を開始します。
『Add Y-axisTurn』は、工具回転主軸を備えるターニングセンタでの外径旋削加工において、工具主軸をワークの側面に配置し、Y軸方向の動きによって切込み量を変化させる工具です。また、工具軸の回転によって切込み角を無段階に調節できるので、一種類の工具で単純外径から高送りでの引き加工、倣い加工、ぬすみ加工、端面加工まで、あらゆる加工を可能とします。
また切れ刃がワークの側面に位置するため、すくい面は下を向いています。そのため切りくずはワークに接することなく常に下方へ落下することから、切りくずによる加工面への擦過やワークへの巻き付き等のトラブルが大幅に低減されます。
今回この『Add Y-axisTurn』シリーズに2D-DCMT-ZF形インサートと専用ホルダを追加します。
2D-DCMT-ZF形インサートはコーナ角が55度ですので、倣い加工や仕上げ加工などより微細な加工に適用できます。またZF形チップブレーカは、切込み0.5mm程度の仕上げ加工で抜群の切りくず処理性能を発揮します。さらに切込み角(KAPR)を小さくした高送り引き加工でも優れた切りくず処理性により、中切削から高精度仕上げ加工まで幅広く活用していただけます。
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