岩波徹の視点
年頭所感から読み解く2025年
「ことラボSTI」は毎年恒例の年頭所感を掲載しているが、いただいた所感を掲載するだけではなくそこから読み取れるメッセージを分析するべきだと考えて「キーワード」を選び、その出現頻度を以下にまとめた。
年頭所感には通例①前年の評価、②懸念材料、③今年の見通しで構成されている。
まず前年の評価を見渡すと、
前年の評価~MLBとパリ五輪
「前年の評価」では、日本のスポーツ界が活躍したことを上げていたのが、工作機器工業会の寺町彰博会長だけだったのが意外だ。昨年の大リーグ・大谷選手の偉業やパリ五輪・パラ五輪での日本選手の活躍は、年頭所感でも取り上げて欲しかった。たかがスポーツかもしれないが、バブル時代のエネルギーを記憶している者としては、純粋に盛り上がった出来事からだ。
大リーグの試合は一度だけ観戦した。シンシナティ・レッズの試合だった。日本の野球文化とは全く異なり、スピーディな展開が快かった。ライナー性の打球がグングン伸びてホームランになるなど、大リーガーのパワーを目の当たりにした。その世界で大谷選手が成し遂げたことは、日本国民に元気を与えたと信じている。
またスポーツを楽しむ文化は欧州の貴族社会で生まれた。その後に米国で誕生した各種の球技もあるが、陸上競技は欧州が本場だと思っている。だから五輪のメイン会場は陸上競技場になっている。そこに金メダリストだけが鳴らせる金があるのを初めて知った。北口榛花選手がやり投げで金メダルを取り、満面の笑顔と共に打ち鳴らしたシーンは忘れられない。あの「名言を残せなかった」は間違いなく名言だ。
多発した大災害
さらに昨年は大災害やその前触れとなる“警戒情報”に不安が走った年だった。経済人にとりこの1年は「緩やかな回復基調」と言われていた(芝浦機械・坂元繁友社長)が、日本社会は大地震と頻発した「ゲリラ豪雨」、初めて発出された「南海トラフ地震臨時情報」と不安感に覆われた1年だった。
特に昨年は元旦から地震が発生し、日向灘震源では具体的に「南海トラフ地震臨時情報」も発出された。各地で起きたゲリラ豪雨などにも現代の科学と技術で真剣に取り組まないと未来への希望を持てなくなる。いま『防災庁』新設の話が出ているが、わざわざ新設しなくても自衛隊の機能に「自然災害と戦う機能」を追加すれば国民の自衛隊に対する理解は好転すると思う。自国を守るとき「外国」からも「災害」からも“衛(まもる)”ことに変わらないと、考えるのは的外れではないと思う。
懸念材料~見通しの立たない政治の世界
懸念材料として意外だったのは、今年に米国大統領に返り咲くトルンプ氏に対するコメントが少なかったことだった。もっとも「日本を含め約 80 ヵ国・地域で選挙が行われ」と年だったので、米国もその中のひとつと考えれば、驚くべきではないのかもしれない。しかし、復活するトランプ氏が巻き起こすだろう変化は「貿易経済の先行き」に対する不安を生んでいる(日鍛工・長利代表理事会長)。
また国内でも昨年 10 月の総選挙で日本では 30 年ぶりに少数与党が生まれ「政治の年」だった。反対にトランプ氏が主導権を握りそうな今年の世界政治の舞台は「政治からビジネスへ」と変わる。ビジネス界出身のトランプ氏は、政治信条よりも実利を優先する人に思える。2016 年の大統領選で、多くの人の予想に反して大統領に当選したとき、彼の当選を予見した人がいた。昨年逝去されたキャプテンインダストリーズの創業者・渡辺敏氏だった。彼によれば「私の米国時代のビジネス相手は彼のような男ばかりだった」とサラリと言った。トランプ氏は、政治理念よりも損得勘定が先に立つ米国民には分かりやすい人だという。端的に言えば東アジアに有事が起きても「米国青年の血を流す意味があるのか」と考える人だと思う。東西冷戦が終わり 30 年も経つと、あの頃のイデオロギーは何だったのか、と考えてしまう。
世界の地政学的リスク
昨年は「円安」による物価高が問題になったが「物価上昇」にコメントしたのは日工会の稲葉会長とビジネス上、直接影響のある輸入協会の金子会長だった。
「物価上昇」は日本だけではなく、世界で話題になっていた。トマ・ピケティの『21 世紀の資本主義』がいうように新しい時代が始まったようだ。その政治とは別の場面でほぼすべての年頭所感で触れられていたのが「地政学的リスク」だ。ロシアによるウクライナ侵攻、中東ではパレスチナ(ハマス)とイスラエルの衝突に加えてレバノン(ヒズボラ)が加わり、ヒズボラが潜伏しているとヨルダンやレバノンに飛び火している。「ことラボSTI」は政治学のサイトでないので、この問題に深入りするのは避けるが「地政学的リスク」については多くの年頭所感が触れているので無視できない。
戦争は政治の失敗の形と言えるから、その失敗を傍観していては世界から批判されるだろう。しかし、日本は「戦争を放棄」した国だから、地政学的なリスクを前にオロオロしている。世界の中で一つの国として振舞うなら、イスラエルとハマスの停戦に、国連が平和監視団(PKO)を派遣しないなら、それを世界に訴え、日本が先頭に立ってあの悲劇を終わらせるべきだと考えている。
大きな変革期と直面するメガトレンド
「ニーズの多様化」「変種変量生産」「複雑・高精度加工」「最新技術の活用」「環境負荷の低減」など産業界は「大きな変革期」に直面している(DMG森精機・森雅彦社長)。「気候変動と資源不足」「人口構造の変化」「テクノロジーの進歩」をグローバル製造業が直面するメガトレンドとの指摘もある(芝浦機械・坂元社長)。工作機械を中心とした製造業では、さらに具体的な製品動向を落とし込んで今年を予想している。
しかし動向を冷静に判断しているひともいる。昨年のIMTS(シカゴ)やJIMTOFでは「前回とは比較にならないほどの熱気」だったが「実際の機械受注にはつながらなかったという声も多数聞こえてきて」いるのは、「自動車業界や半導体業界の新規計画の停止や延期により、当面の商談が止まっている現状」があると指摘する。
産業動向
産業動向に関しては具体的な製品分野が登場する。
近年話題の「生成AI」で需要が急上昇している「半導体」産業に期待する声が多かった。半導体産業に関しては、日米半導体貿易摩擦で米国の圧力に屈した歴史がある。こうした戦略的な争いになると日本政府は、歴史的には頼りない。トラン新大統領に対抗できるのは雅子皇后陛下だけ、ということにならなければよいが、と真剣に心配している。
自動化・省力化・ロボット化にも期待が集まっている。これにセットとなるのが「人手不足」と「人材育成」だ。このテーマに触れると頭に浮かぶのだ“エンジニアリング力不足”だ。昔から「日本ではものには価格を認めるが情報にはカネを払わない」という“伝統”だ。近年Sler(エスアイヤー)あるいはシステムインテグレーターとも言われてスポットライトを浴びているが、ノウハウに価格をつけるのは難しい。
JIMTOFについて
昨年はJIMTOFが開催された。新しい技術も紹介されてテンションは上がっているが、少し冷めた目で見ている。私はEUが本格的に活動を始め、日本市場に市場開放を要求するプログラムとして「Gateway to Japan」を始めた余波で、大手製造業のエンジニア達と共に約 20 年に渡りイタリアを中心とした欧州を取材したが、EMOやBI-MU展とJIMTOFはかなり違う。文化が違うのだから当然だが、JIMTOFが日本の製造業界を活気づけているとは見えない。多分、工作機械業界の“お祭り”なのだろう。工作機械業界の長老と言われる方に質問した。「EMOとIMTSとJIMTOFはどのように違うのですか」同じような展示会だが出展者として違いを感じているのか知りたかった。すると「EMOは技術のコンペで、他社に負けないような展示を考える。IMTSは即売会で、目の肥えたユーザーがキャッシュを持って会場に来る。広大な国土の中で機械を使いこなすのは自身のスキルが高くないと生き残れないからだ。判らないのがJIMTOFだ。流通業界のち密な発展で、メーカーからお客様の手元に届くまでに何人もの手を経て届く」と模索は続いているようだ。私もミラノに同行した自動車業界のエンジニアと展示会を回るのだが、エンジニア同士のスイッチが入って、テクニカルなネゴをする場面にはほとんど巡り合わない。名古屋の展示会をトヨタの関係者と回ったときに何かに触発された彼が、出展者に質問しても対応した出展者は営業担当で、質問が技術レベルの高いものだと応えられないからだ。小間には技術担当者もいるのだが他の客の対応に追われている。結局客側が諦めて次に進む。テクニカルなネゴというものは、初対面でできないのだろうか。私的な印象だがEG(ホンダエンジニアリング)のスタッフは好んで技術論を戦わす人が多かった。そのホンダは 2000 年のJIMTOFに日工会を脱会した。さらに、社員が会社経費でJIMTOFを見に行くことを禁止したことがある。「あそこにはクルマを作ることの参考になる機械は出ていない」と決めつけられてしまったからだ。
日本の展示会ビジネスは東京都や大阪府、名古屋市などの地方公共団体が、地域の産業振興を目的に設けられた産業振興課、見本市委員会などと出版社や新聞社の事業部が主な推進主体だった。そこにカーナーズ エクスポジション ジャパン(㈱)(現リードエグゼビション)が乗り込んできた。「日本は展示会ビジネスの後進国だ」とばかりに、来場者登録や出展者募集にこれまでにない斬新な手法を展開して、いまの日本では大きな勢力になっている。
展示会は、メディアに広告を出すことに比べると大変な労力がかかる。小間料金は些細なもので、小間の装飾代(デザイン料金)、電気・水道料金、展示製品の搬送・搬出費、人件費、交通費・宿泊費など。何よりも出展戦略をどのように立てるかが一番大事だが、そこは「何となく、いままで出していたから」という企業が一番多いと思う。そして本来の展示会では、ユーザーとメーカーが直接会って“お客様の声”を聴くことのできる貴重な機会となるはずだ。しかし日本の流通は複雑で、代理店、地場商社、ブローカーなどが介在して、あろうことか“カネづる”の客は連れてこない、という話もある。
IT技術が進化した時代となり、これまでの商流の再評価が始まろうとしている。
設備更新の遅れ
日工会では、数年にわたり「製造業界における工作機械のビンテージの古さが大きな問題になっている」。同工業会会長でもあるファナックの稲葉会長は「老朽化した機械を多数抱える」ので「最新鋭の設備をそろえる中国やベトナム(中略)と比較して、生産性やエネルギー消費率の点で劣後しており、国際競争力の低下の一因」で、中小企業の設備更新に政府の製作推進が必要だ、と強い言葉で呼びかけている。
私見だが、国のイメージする産業は「作ること」「売ること」までで「使っている」ことや「修理すること」などは視界に入っていないようである。設備機械のオーバーホール業やレトロフィット業さらに工具の再研磨業などは軽く見ているように思える。工作機械のビンテージ問題には早急な対応が求められる。
中国への理解
多くの年頭所感で中国経済の低迷を上げていた。この問題が一番判らないので、少し長くなるが参考になると思うことを以下に記す。
2003 年から5回ほど中国取材を経験したが、そのときにいくつもの貴重な経験をした。その中でも居住者がほぼ皆無の高層マンションが延々とメインストリート沿いに林立している光景は衝撃的な光景だった。驚いたのはそれらの多くが投機目的で転売のために建てられている、ということだった。中国社会の特徴と言えるのか“金儲けに貪欲”ということだ。その多くが国外の華僑が投資していると聞いた。これは日本が 1980 年から 90 年代に経験した“バブル経済”そのものではないか?
中国を知るのは大変難しい。私たちが使う“商売”の「商」という字は中国古代の国・商王朝の名前で、人類が社会を構成して「動物的暮らし」から「人間的暮らし」に進化した象徴である。それに加えて「中華思想」があり、年長者を尊重する「儒教的傾向」があり、それが血族優先思想になり、さらに「共産主義」が加わりそこに「改革開放哲学」も参加してきた。「資本主義」対「社会主義」の単純な構造で世界を」理解していたと思って育ってきた世代には、いまの世界は理解不能だ。
日本は中国社会を正確には理解していない、というのが私見だ。具体的に理解するために有用な書籍のひとつが『日本にとって中国とは何か』(講談社「中国の歴史」第 12 巻)だ。立教大学の上田信教授が執筆担当した第3章「中国人の歴史意識」には、多くの学びがある。
そこでは日本の社会では薄れてきた血族を中心として構成される社会の姿が描かれている。導入部のツカミで「そもそも漢字には、英語のブラザーに相当する上下関係を含まない兄弟という観念が存在しない」とある。上田教授は、大上段に構えた中国論ではなく等身大の中国を理解する手がかりを求めて研究活動を重ねてきた、という彼が雲南省のある小さな村を訪ねたときに、7,8m前から幼子を背負った母親の子守歌が聞こえてきた。それは「イエイエ(父方の祖父)、ナイナイ(父方の祖母)、ゴンゴン(母方の祖父)、ボーボー(母方の祖母)、シューシュ(父親の弟にあたるオジ)、ジウジウ(母親の兄弟にあたるオジ)、グーグー(父親の姉妹にあたるオバ)…」と、子供がこの村で生きていくために覚えておかなければならない「親族呼称」を教えていたのだ。中国社会では、初めて出会った人には、目下のものから「こんにちは何々さん」と話しかけなければならない。“オジサン”“オバサン”ですべてを済ませる日本社会とは大きく違う。
こうした生まれた順番による秩序を重視する儒教社会は、この秩序原理を明示するために様々な道具を用意しているが、驚くのは名前に使える漢字を世代ごと国家権力が決めてしまうことがある、ということだ。例えば孔子一族は、祖先が儒教理念の創始者であることから、国家権力が介入して用いるべき文字を決め政府の批准を得て決定している。
それは各省県に布告が出されて徹底されている。ちなみに第 56 代から 105 代までの 50 世代は
希言公彦承、宏聞貞尚衍、興■伝継広、朝憲慶繁祥、令徳維垂佑、欽紹念顕揚、建道敦安定、■修肇益常、裕文煥景瑞、永錫緒世昌(※■はパソコンでは表現できない文字)
以上の 50 文字の使用が決められていた。これによって何ができるかというと、例えば「孔子生誕二千何百年記念式典」で子孫が集まったときに名乗り合うだけでどちらが上の世代か判明して席順が決まる、という。血族内の秩序にここまで拘る信条は日本人には理解できないと思う。
そして驚くのは“メンツ”に対する異常と思える拘り。ある工作機械メーカーの社長が「先日、中国に行き、現地の社員がお客に説明していることが間違っていたので訂正したが、会社に戻ると“私のメンツが潰れた”と烈火のごとく怒りだした。と、困惑していた。
欧米先進国は、インドを植民地にして、中国に疎開地を作りアジアを見下してきたが、「人類の三大発明」と言われる火薬、紙、羅針盤はみな中国で生まれている。動力を使う「産業革命」が起きる前は中国で生まれた技術が人類を豊かにしていた。その一端を紹介して本稿を終わろうと思う。出典は『中国の科学と文明』(ロバート・テンプル著・河出書房新社 2008 年)で、その目次を転記するだけだが、興味深いと思う。
第1章 農業
畝栽培と集約的鍬耕作/鉄製の犂(すき)/効率的な馬具/回転式唐箕(とうみ)/多穴式「近代型」種まき機
第2章 天文学と地図作成学
太陽現象としての黒点の認識/定量的地図作製法/太陽風の発見/メルカトル投影図法/赤道式天文観測器械
第3章 工学
噴水銀盆と定常波/鋳鉄/複動式ピストン鞴(ふいご)/クランク・ハンドル/カルダン・サスペンション(ジンバル)/鋳鉄から作る鋼鉄/天然ガス用の鑿井(さくせい)/ベルト駆動(駆動ベルト)/水力/鎖ポンプ/吊り橋/最初のサイバネティック機械/蒸気機関の基本要素/「魔境」/「ジーメンス」製鋼法/弓型アーチ橋/鎖駆動/水中引き上げ作業
第4章 日常生活と工業技術
漆(うるし)――最初のプラスチック/強いビール(酒)/燃料としての石油と天然ガス/紙/一輪手押し車/ノギス/走馬灯と覗きからくり/釣り竿リール/あぶみ/磁器/生物的な病害虫防除/傘/マッチ/将棋/ブランデーとウイスキー/機械時計/印刷/カード・ゲーム/紙幣/「万年灯」/紡ぎ車
第5章 医学と健康
血液の循環/人体の 24 時間周期リズム/内分泌学/栄養失調/糖尿病/甲状腺ホルモンの利用・免疫学
第6章 数学
十進法/ゼロの位/負数/累乗根の開法と高次数値方程式の解法/小数/幾何学における代数の利用/πの正確な値/「パスカルの」三角形
第7章 磁気
最初の羅針盤/文字盤と指数を使った装置/地磁気の偏角(へんかく)/磁器の残留と誘導
第8章 自然科学
地理植物学を応用した探鉱/運動の第一法則/雪の結晶の六法対称構造/地震計/自然発火/「近代的な」地質学/蛍光塗料
第9章 輸送と探検
凧(たこ)/凧による人間の飛行/最初の立体地図/最初のコントロール(等高)運河/パラシュート/ミニチュア熱気球/舵(かじ)/マストと帆走/船の防水隔壁/ヘリコプターの回転翼とプロペラ/外輪船/帆走車/運河のパウンド・ロック
第 10 章 音と音楽
調律された大型の鐘(かね)/調律された太鼓/密閉実験室/音楽における音色の理解/平均率の音楽
第 11 章 戦争
化学戦争、毒ガス、発煙弾、催涙ガス/弩(ど・石弓)/火薬/火炎放射器/照明弾、花火、爆弾、手投げ弾、地雷、機雷/ロケットと多段ロケット/銃、大砲、臼砲(きゅうほう)、連発銃
以上を見ると、中国の誇大広告のように思えるが著者のロバート・テンプルはニューヨーク生まれ。ペンシルヴァニア大学で東洋学とサンスクリット語を学んだジャーナリスト。元ネタの『中国の科学と文明』の著者ジョセフ・ニーダムが、同書に序文を贈っていることから、オリジナル情報の提供者からも賛同を受けていることが判る。英国で始まった産業革命が、もしなかった世界は中国に支配されていたのかもしれない、と考えると不思議な心持になる。
ご提供いただいた年頭所感は以下の方々です。ご協力に感謝いたします(敬称略)。
日本工作機械工業会・稲葉善治会長/日本工作機器工業会・寺町彰博会長/日本鍛圧機械工業会・長利啓正代表理事会長/DMG森精機・森雅彦取締役社長/アマダ・山梨貴昭代表取締役社長執行役員/芝浦機械・坂元繁友取締役社長/碌々スマートテクノロジー・矢野雄介取締役社長/日本工作機械輸入協会・金子一彦会長/日本ロボット工業会・橋本康彦会長/日本フルードパワー工業会・川瀬正裕会長/ファナック・稲葉善治取締役会長