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日本精密測定機器工業会/ 2026年 年頭所感
日本精密測定機器工業会
会長 吉田 均
皆様、新年明けましておめでとうございます。心より新年の祝福を申し上げます。また、日頃より日本精密測定機器工業会の活動に対し、格別のご理解とご支援、そしてご指導を賜り、誠にありがとうございます。
ロシアによるウクライナ侵略が長期化し、トランプ関税の不透明感など、さらには資源価格の高騰や物価の上昇といった厳しい状況が続いております。当工業会もこれらの影響を受けて 2025 年1月から 10 月までの 10 ヶ月間の販売額は前年同月比で微減となりましたが、受注状況は前年同期比で若干増加しており、やや回復の兆しも見受けられます。今年も引き続き地政学的リスクや資源価格の高騰、物価の上昇など、不透明な状況が続くことが予想されます。
我が国の製造業を取り巻く環境は、依然として苦しい状況が続けています。ロシア・ウクライナ戦争の長期化に加えて米中貿易摩擦など予測困難な事象が相次ぎ、製造業においては調達先の確保や生産拠点の変更・拡充といったサプライチェーンの強化が重要な課題となっております。加えて、人手不足に対応するための生産の効率化やデジタル技術の導入も重要となっています。一方、測定機器業界も大きな変革を迎えており、従来の寸法測定に加え、物質の特性を測定する電気的計測や部品内部の測定に対するニーズも高まっています。また、一度の測定で多様なセンサーを使用するなど、測定方法のバリエーションも進化しています。様々なモノづくり環境の変化に応じて、測定機器もそれに適応する必要があります。今後は、製造ライン内で加工しながらその精度を確認し、品質を向上させるインラインでの測定がますます重要になるでしょう。自動化と共に進化し、測定機器はもはや単なる生産財とは言えないほどの存在となっています。求められるのは、自動化、耐環境性、測定スピードです。従来の測定機器に比べ、機能や難易度が大幅に向上していますが、これらの要求に応えて行くことにより、測定機器市場は確実に拡大すると考えています。
当工業会としては、世の中のニーズを先取りした活動をして、日本のモノづくりが世界で活躍できるようバックアップして行きたいと考えております。
最後になりましたが、今年も引き続き不安定な世界情勢が続きそうですが、皆様が安心して、そして安全に暮らせる世の中でありますように、さらに日本のモノづくり産業の飛躍の年となることを祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。
今年も皆様のご多幸とご隆盛をお祈り申し上げます。
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