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日本鍛圧機械工業会/ 2026年 年頭所感
一般社団法人 日本鍛圧機械工業会
代表理事会長 磯部 任
「強い日本に期待。希望のある明るい一年に」
新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
平素は、当工業会の運営に格別のご支援とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
昨年を振り返りますと、1月にスタートした第2次トランプ政権での関税引き上げによる日米関税協議の行方に振り回された感を否めません。ウクライナ紛争の終結は一向に見通せないものの、2023 年のハマスによるイスラエル攻撃が端緒となった紛争も 10 月に停戦合意が結ばれ、世界情勢の不安定な要因の一つが解消されました。国内では政権与党の過半数割れによる不安定な政情、❝令和の米騒動❞とも言われる米価の高騰など何かと落ち着かない一年でした。
一方、大阪・関西万博が惜しまれながら閉幕し、また訪日観光客数が年間 4,000 万人を超えることが見込まれ、オーバーツーリズムではあるものの、日本が海外から注目を集めていると言えましょう。また、昨年終盤には連立与党の枠組み変更を経た女性初の高市総理大臣の誕生に株式市場も好反応を示しました。スピード感のある積極的な取り組みから、今年は期待の持てる明るい年になると予感しております。
昨年はMF-TOKYO 2025 第8回プレス・板金・フォーミング展を盛況裏に無事終了する事が出来ました。過去最大規模で開催出来ましたのも、ひとえに関係諸団体の皆様の絶大なるご支援・ご協力の賜物とこの場を借りまして、心より感謝申し上げます。昨今の人手不足を反映して、省力化、自動化等の展示が多く、インパクトある展示内容であったと思います。また、未来のものづくりの担い手となる大学生や工業高校生にご来場頂く「学生バスツアー」では、1,000 名近い学生・生徒の皆さんにお越し頂きました。塑性加工分野へ進学、就職される学生の減少は深刻な問題であります。次回のMF-TOKYO 2027は、6月に東京ビッグサイトで開催しますが、少しでも若者に興味関心を持ってもらえるよう、鍛圧産業の強みや魅力をMF-TOKYOを通して更にアピールしていきたいと考えております。
次に、本年の展望を述べさせて頂きます。
まず 2025 暦年の受注は、12 月の調査統計委員会での見通しでは 3,380 億円で、前半はトランプ関税の先行き不透明な状況下で設備投資が抑えられた感があったものの、後半はその関税率も決まり、更には国内が堅調に推移するも、トータルでは若干の前年割れとなるものと予想されます。また、同委員会によると、2026 暦年の受注予想は、3,460 億円とみており、高市政権下での積極的な経済対策による設備投資も期待され、2025 暦年よりも若干ではあるが上向くものとみています。
工業会活動では、本年はMF技術大賞がございます。日鍛工会員メーカとそのユーザ様が共同で達成された優秀な製品を表彰するもので、日本の技術力を示すユニークな表彰です。また、会員企業単独で応募できるMF新技術賞もございますので、会員各位の奮ってのご応募をお待ちいたします。
本年も工業会活動に関係各位のご支援、ご協力をお願いしたいと存じます。また、会員の皆様の積極的なご参加をお願いいたします。
皆様方にとりまして本年が良い年でありますようご祈念申し上げますと共に、益々のご繁栄とご健勝をお祈り申し上げます。
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