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牧野フライス製作所/ 2025 年度 入社式 社長訓示

株式会社牧野フライス製作所
取締役社長 宮崎 正太郎
皆さん、入社おめでとうございます。
今年度は総勢 61 名の新入社員をお迎えすることができ、大変嬉しく思っております。マキノのメンバー一同は、皆さんを心より歓迎いたします。すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、現在当社は大きな節目を迎えております。
当社を取り巻く世界情勢も大きく変化しており、国際情勢の不安定化や、AI を始めとした技術の急速な革新、それに伴う産業構造の変化など、日々目まぐるしく環境が移り変わっています。しかし、どのような時代を迎えようとも、私たちが大切にしたい価値観は変わりません。
マキノは企業理念として「クオリティ・ファースト」を掲げています。ここで言う「クオリティ」、つまり品質には、機械やサービスの質だけではなく、お客様との関わり方も含まれています。
私がマキノの社⾧に就任してから、社員の皆さんに何度もお願いしていることがあります。――これからも口酸っぱくお願いするかもしれませんが、ああそういえばそうだった、と思い返してもらえれば何よりです――。それは、「お客様のお困りごとと向き合う」ということです。
なぜこのようなお願いをするかと言えば、お客様の声に一つひとつ丁寧に向き合い、信頼を築くことこそが、⾧く愛される企業への道だと信じているからです。
将来、皆さんが仕事の中でお客様と関わる際、ときには「これは少し無理難題かもしれない」と感じたり、あるいはお客様を怒らせてしまったと感じたりといった場面があるかもしれません。ですが、その背景には「マキノなら、そして何より目の前にいるあなたなら、きっと応えてくれるだろう」という、お客様の大きな期待が込められているのだと、私は思います。
厳しさを感じたときこそ、どうかほんの一歩だけでも踏み出してみてください。その小さな積み重ねが、お客様からの信頼を生み、そしてきっと、今後皆さんが仕事を進めていくうえで大きな助けとなってくれることでしょう。
あるいは、お客様と直接関わる機会が少ない、製造現場や事務などの仕事に就く方もいらっしゃるでしょう。そんな時こそ、今、自分が手を付けている仕事の先に誰がいるのか、想像を働かせられるような人であって欲しいと願っています。
皆さんが積み重ねるひとつひとつの努力は、たとえお客様の目に直接触れないものであっても、きっとどこかで誰かの安心や信頼に繋がっています。どうか胸を張って、「この仕事に自分は関わっている」と言えるような、そんな日々を歩んでいってください。
ここまで、お客様との関わりについてお話してまいりましたが、マキノが大切にしているのはお客様だけではありません。
私たちは、社員の皆さん一人ひとりが「ここで働けてよかった」と思える会社でありたいと願っています。皆さんが健やかに、安全に働くことができるよう、会社は最大限のサポートをして参ります。
ですからどうか皆さんには、ご自身に託された仕事に、そしてその先にいるお客様と真摯に向き合うことに専念していただきたいと思います。
そしていつか皆さんにも、「マキノで働くことに誇りを感じている」と胸を張って言っていただけるような、そんな日々を共に築いていければ、これ以上の喜びはありません。
以上を持ちまして、お祝いの言葉に換えさえていただきます。
改めて、入社おめでとうございます。皆さんのこれからのご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
ご清聴ありがとうございました。