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ー 科学と技術で産業を考える ー

ことラボ・レポート

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日工会の月例記者会見(2月)

2023 年 02 月 22 日

 (一社)日本工作機械工業会は、2月21日に1月分の受注額の確定額を発表した。

【稲葉会長のコメント】
トルコ南部で起きた地震は阪神淡路大震災の22倍のエネルギーで起きた。内陸で起きた地震で過去最大の地震。直近で死者は47,000人。工作機械業界は、東日本大震災での経験から復興に対して備えをしている。
米中関係は、改善の兆しが見えていたにも関わらず気球事件でこじれている。また半導体摩擦もこれからの動きを注視する。日銀の新総裁の人事も進み、金融政策がどのようになるか注目している。

工作機械の受注状況【12月確報】

1.概況(1月の受注):
受注総額 受注総額は、2021年8⽉(1,259億円)以来、17カ⽉ぶりの1,300億円割れ
1,000億円超は24カ⽉連続。⼤型受注の剥落等で前⽉から減少も堅調持続
(1)内需0億円(前⽉⽐ +2.7% 前年同⽉⽐ △1.7%)
  2カ⽉連続の450億円割れで、前年同⽉⽐は5カ⽉連続減少
  ⾃動⾞を中⼼にやや⼒強さに⽋ける状況が続くも、前⽉⽐増加
(2)外需 856.9億円(前⽉⽐ △12.8% 前年同⽉⽐ △13.2%)
  前⽉の⼤型受注の反動減もあり、2カ⽉ぶりの900億円割れ
  主要3極ではアジア、北⽶が前⽉⽐減少も、欧州が増加し堅調持続
☆1月の受注は、依然高水準の受注が継続している。今後も金融動向や世界経済の先行き注視

☆気になる指標
3.内需 (4)自動車(自動車部品・完成品メーカー)向け受注

・⾃動⾞計は、2カ⽉ぶりの100億円割れで、80億円割れは20カ⽉ぶり
・⾃動⾞部品は、3カ⽉連続の80億円割れ。完成⾞は12カ⽉ぶりの20億円割れ
・⾃動⾞関連投資は盛り上がりに⽋ける状況が継続し、弱含み
☆EVシフトの具体的な現れか、自動車業界からの受注が減少。EV化投資は来年再来年になる。