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日工会 70 周年記念誌「工作機械産業ビジョン2030」を刊行

2022 年 06 月 03 日

 一般社団法人日本工作機械工業会(稲葉善治会長)は、創立 70 周年記念草子「工作機械産業ビジョン2030」(非売品)を刊行した。副題に「我が国工作機械産業の展望と課題」とつけられているだけあり、工作機械業界を取り巻く環境について網羅的に取り組んだ総頁数 390 頁に及ぶ力作だ。編纂を推進した「工作機械産業ビジョン2030 検討会議」の座長で東京農工大学名誉教授の堤征臣氏の「あとがき」に簡潔な紹介があり、ここに引用する。
 「本ビジョンは、七つの側面、つまり、“第1章:工作機械需給と主要ユーザー産業の動向”、“第2章:我が国工作機械産業の経営”、“第3章:工作機械づくりの動向”、“第4章:ビジネスモデルの変革”、“第5章:JIMTOFの課題と展望”、“第6章:工作機械の輸出管理”、および“第7章:ものづくり人財の確保と育成”の側面から世界の主要産業動向を分析し、我が国工作機械産業発展の方向性を示唆するものになって」いる。「また、本ビジョンの冒頭に“総論”を展開し、“中国の国産化動向及びその戦略”、“気候変動問題”、“工作機械に係る輸出管理”などの喫緊の課題についても」まとめられている。
 「本ビジョンでは、国際情勢や社会情勢を反映して、持続可能な社会を実現するための方策、カーボンニュートラルに向けた経営戦略、デジタル社会への対応、事業継続などの課題と各企業が取り組むべき重要な課題が抽出されて」いる。「重要と考えられる課題について経営戦略を立て、実行に移せるものは移していって欲しい」と堤名誉教授は書いている。
 本書に関する問い合わせは直接、日本工作機械工業会℡ 03-3434-3961 総務部まで。