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タンガロイ/「自動盤用ヘッド交換式工具シリーズ『ModuMiniTurn』に16x16mmサイズ用「QC16シリーズ」を拡充」

2023 年 01 月 31 日

 株式会社タンガロイ(社長:木下聡)は、自動盤用ヘッド交換式工具シリーズ『ModuMiniTurn』(モジュ・ミニ・ターン)に16x16mmシャンク工具を使用する機械に対応した「QC16シリーズ」を拡充し、2023年1月30日より全国で発売を開始します。

概要
 『ModuMiniTurn』(モジュ・ミニ・ターン)は、独自のカップリングによって高い繰り返し精度を実現している自動盤用ヘッド交換式工具シリーズです。ヘッド脱着時の繰り返し刃先位置の精度は5μm以下を誇り、インサート交換や段取り替えによる機械の停止時間(ダウンタイム)を大きく削減します。
 今回、この『ModuMiniTurn』により大径のワークを加工できる16x16mmシャンク工具使用の自動盤に対応する「QC16シリーズ」を拡充します。
 シャンクサイズを16x16mmとし、これに対応するカップリングを新たに設計。これまでのQC12サイズよりも大きな負荷の加工でも高い刃先位置精度と工具剛性を維持できるヘッド&シャンクの締結強度を実現しました。 新しい「QC16シリーズ」では、種々の刃先角の外径加工用、後挽き用、溝入れ加工用、ねじ切り加工用ヘッドに加え、経済的な両面仕様のISOネガインサートを使用するタイプ、さらに切りくずトラブルの解消に最適なY軸加工用ヘッドもラインアップしています。
 シャンクは高圧クーラントにも対応可能な内部給油型で、CHPタイプのヘッドと組合わせることで刃先へ確実に切削油が供給され、切りくず処理性の向上、切れ刃寿命の延長に大きな効果を発揮します。
 この「QC16シリーズ」の拡充によって、16x16mmシャンクを使用する自動盤においても、『ModuMiniTurn』の特長であるインサート交換時、あるいは段取り替えの際の機械停止時間の大幅な削減を実現し、生産効率の向上に大きく貢献します。

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