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シチズンマシナリー/ 2026年 年頭所感
シチズンマシナリー株式会社
代表取締役社長 伊奈 秀雄
2026 年の年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年を振り返りますと、年初に就任したトランプ大統領による関税の引き上げや見直しが世界経済を揺るがし、経済成長を妨げる要因となったと考えられます。特に製造業においては、サプライチェーンや生産拠点のあり方など、事業継続の観点からも重要な1年であったと認識しています。
当社では、日本工作機械工業会による 2025 年の受注予測を参考に、前年比約 10 %の増加を計画し、概ね達成できる見込みです。全体の受注は計画通り推移した一方、国内向けの受注が停滞したことは、日本の製造業の将来を考えるうえで懸念すべき状況と受け止めています。日本で使用される工作機械の平均使用年数は、他国に比べて長いと指摘されています。高齢化や人材不足への対応として、自動化や機能を高度化した生産設備の導入は不可欠であり、当社としても自動化や工程集約を可能とする機種の開発に注力しています。こうした最新鋭設備を、国内製造業のお客様が導入しやすい環境を整備することが急務であると考えています。
こうした状況のなか、昨年度末成立した 2025 年度の補正予算には、高市内閣が掲げる「責任ある積極財政」のもと、設備投資の初年度償却制度や設備投資減税などが盛り込まれており、これらの施策が国内設備投資の回復を促進する原動力となることを期待しています。
私たちを取り巻く環境の変化は、これまで以上に激しさを増しています。当社では、変化に対峙するのではなく、「変化をチャンスに」変えることで、さらなる強みを発揮してまいります。その取り組みの一つとして、お客様に必要とされる機能やソリューションを備えた工作機械を、タイムリーに提供できる体制の強化を進めています。昨年開催されたメカトロテックジャパンでは、ミヤノブランドのタレット機にATC機能及びB軸機能を付加した新製品を発表し、多くのお客様から高い評価をいただきました。
本年も、お客様の生産性向上と効率化に貢献する製品・技術を取り揃えてまいります。今年の干支にちなんで、情熱をもって燃え盛るエネルギーで、新たな道を切り開いてまいる所存です。
2026 年が皆様にとりまして、実り多く輝かしい一年となることを心よりお祈り申し上げます。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
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